英会話学校で英語は上達しない
あなたが、英語を身につけたいとしたら、どういう手段が思いつきますか。
多くの人は、まず真っ先に「英会話学校に行くこと」を思いつきます。
では、はたして、英会話学校に行って、ビジネスレベルの英語力を身に付けることは可能なのでしょうか。
ここで、参考になる話があります。
日本国内のアンソニーロビンズ系のセミナーにて、講師の人が次の質問をしました。
「この中で英語ができる人は手を挙げてくれませんか。」
参加者の約3分の1の人が手を挙げました。
続けて、講師が言いました。
「その中で、英会話学校で英語を身に付けた人は手を挙げ続けてください。」
なんと、全員、手を降ろしたのでした。
そして、英語を身に付けた人は、
「(仕事や留学、帰国子女などで)海外生活経験がある人」か、
「独学で身に付けた人」だけだったのです。
私の周りにも英語が話せる人はたくさんいますが、英会話学校のおかげで英語が話せるようになった、という人はいません。
例外もあるでしょうが、多くの人にとって、英会話学校に行くことが、英語上達への近道ではないことが、わかると思います。
それでは、なぜ英会話学校では英語が話せるようにならないのでしょうか。
それは、一言で言うと、「聞けない人は話せない」からです。
このことを理解するために、子供が言葉を習得する過程を考えてみましょう。
子供は生まれたときから、ずっと周囲の人たちの声を聞いています。
そして、個人差はありますが、1歳ぐらいから、意味のある単語を話し始めます。3歳ぐらいまでには会話もできるようになってきます。
つまり、まず大量のリスニングを行った結果、話せるようになった、ということなのです。
TOEICの点数で言うと、英語をそれなりに聞けるようになるのは、600点以上の人です。
600点未満の人が英会話学校に行っても、決まり切った自己紹介や表現を話すぐらいで、大した練習になりません。
さらに、独学に比べて、英会話学校に行くと、多くのお金がかかります。
お金がかかる割に、対して効果が上がらないため、いつの間にか、英会話学校に行かなくなるのでしょう。
多くの英会話学校は、大多数の受講者が途中で挫折してしまうことを知っているため、なるべく長期間の契約をさせて、ローンを組ませるように営業してきます。
そして、多くの受講者にとっては、やめたあとに、多額のローンだけが残ってしまうという状況になります。
(これを、私は合法的な詐欺的行為だと考えています)
もちろん、数は少ないですが、月謝制にするなど良心的な英会話学校もあります。
ですが、多くの学習者にとって、費用対効果は低いと言わざるを得ません。
もし、現在、あなたが海外生活をできるだけのお金と時間・チャンスを持っているのでしたら、海外で生活することが、英語上達の近道だと思います。
そうでなければ、独学が最も優れた英語上達の手段です。